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zoom RSS 水嶋ヒロのKAGEROU、昨夜完読・・・

<<   作成日時 : 2010/12/17 08:59   >>

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読み終えた最初の感想は、・・・・・命の尊厳について考えちゃいました。

誰でも一度は自殺を考えたことあるんじゃない?と思う私としては、
こういう末路も未来にはでてくるのだろうか?ということと、“命と肉体”を
分けて考えてることがシュールというか、作者である彼はどういう経験
というか?事から、こういう内容の本を書こうと思ったんだろう?と不思議
でした。大事な人でも亡くした経験があるのかな?と。

彼の文章は、文での表現の仕方が巧みで想像しやすい。才能を感じます。

TVのコメンテーターが登場人物の一人が奥さんをモデルにしているようだと
言っていましたが、私もそんな感じがしました。愛でている感じがして・・・
容姿の描写も彼女を彷彿とさせるし、彼女はそんな人なんだ・・・と逆に
文章から感じられたし。とても身近な人をモデルにしてるなという風。
主人公はヒロ自身ではないようだとTVでは言われてましたが、私はやはり
ヒロ自身の気がします。というか投影されている気がしました。

表紙の青い十字の意味も読むと分かるし、読んでて29ページと30ページ
だけが手書きのような?表記になっていて

          「あれ?」

って思って読んでいたのですが、それも読んでいくと分かりますから。

粗筋は書きませんから、これを読んでから読んでも影響しないように、
地雷を踏まないように書いているつもりです!大丈夫!
これから読んでみてください。

自分の生き方にもおいても別の意味で考える事が出来るだろうし、ちょうど
映画を見てくると人生観が変わるというか?影響される感じが、この本を
読んでも多少なりとも起こると思います、私は。

この本の特筆すべきは、内容ではなく、世界観の展開の仕方にある、
と私は思います、上手いです。ただ、映画化した場合には茶番になりそう・・・

社会風刺的な感じもあり、彼の視線がそれを冷静に観察しているようにも
感じたし、未来を明るく捉えてないところを持っている気がするのですが、
今幸せなはずの彼とのギャップが気になりました。
奥さんの病気と向き合ってきて、病院で待っている時間にでも構想が出来た
のだろうか?と想像しました。
主人公の末路を考えるところもありますが、ドキュメント番組で移植を受けた
人の人格が変わったり、術後にドナーの記憶と思われることを記憶していたり
という話を聞いたことがあるので、いろいろと想像もできて余韻がある。

賞をとるに値する作品でした。私はそう思いましたので、皆様も読んでみて
ください。値段は高過ぎる感はありますが・・・

★先ほど、斉藤智裕(水嶋ヒロ)本人がインタビューに答えていました。
全部は見ていませんが、海外で過ごした時の壮絶ないじめ体験が自殺も
考えるほどだったと、今も何かを作るときには精神的にか?そのときの自分
に立ち返ってから取りかかっていると言っていました。

負の経験をバネにする、必ずしも人の羨むような人生を歩いてこなかった
彼の辛い経験が、正直さや生きることに対する前向きさを支えていると
分かって納得できました。真面目な良い男ですね。
これからの作品が楽しみです。一発と言われないよう、頑張って欲しいですね!



KAGEROU
ポプラ社
2010-12-15
齋藤智裕

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